管理人の投資手法と不動産投資に出会うまで
投資に興味を持ったきっかけとか
高校卒業後は特に目的もないまま予備校生をやっていました。
お金もないのでバイトをやってお小遣いを稼いでいましたが、お客さんの中には私と同じくらいの年齢になのにいかにもお金持ちに見える人もいて「なんか人生に不公平感」みたいなのを感じていました。
もちろん、親のスネかじりなのは当時の私も同じでしたが、レベルが違う人達ももちろんいるわけです。
自分の努力次第で収入につながる事をしたいな〜っていう、ものすごく漠然とした目標したなかったのでとりあえず公務員になって貯金をしていく中で投資先を決めようと考えてました。
20代に手を出した投資(みたいなもの)
バイト生活と違い、独身の公務員でもある程度の貯金はできます。
株やFXの本を何十冊も買い込んで、貯金が300万になったタイミングでFXデビューしました。
- 株
- FX
- 競馬アプリ
- サイトアフィリエイト
この中で最も時間とお金をかけたのはFXでした。勉強した分のリターンというよりはスワップ金利目的の外貨預金に近い投資だったので、ローリスクローリターンの投資です。
よくFXにあるハイリスク・ハイリターンのハデな投資手法とは全然違うやりかたでしたが、それでも素人が手を出すには300万という数字は小さかった事を痛感する出来事が起きました。
高い授業料を払ったリーマンショック
懐かしい過去の話は古傷に塩を塗るようなもんです。
この事件で私はFXをやめました(笑)
はっきり言って精神的によくありませんでした。
勤務時間もチャートが気になっている自分に気づき、「ああこれは本業にも影響するな」と思い、やめようにもほかにする投資もなくダラダラとやっていた時のリーマンだったので、ちょうど良い機会だったのかなと今は思っています。
FXの教訓
自由に使えるお金が最低1千万以上必要
理由は、レバレッジを2倍までに抑えたいから。これ以上のレバレッジは急激な市場変化に耐えられず強制退場させられるから(経験則)
再び市場に舞い戻る時は不動産投資との配分をよく考えないとと思っています。
株の教訓
結局現役公務員時代は株はほとんどやれませんでした。
夜間取引ぐらいしかやれませんし、日中の市場オープン時間は勤務時間なわけで..
もちろん、公務員を辞めた後は何をやっても構わないですが、私はやりません。.
競馬アプリの教訓
100万円で競馬アプリを買った事もありました。
競馬アプリというのは、早い話、過去のレースの統計データをもとに未来の結果を予想するアプリです。
もともと競馬に興味がなかったのですが、仕事だと思いアプリがはじき出した数字をもとにこつこつやっていました。
結果、小銭は稼げるものの遣り甲斐がまったくない時間の切り売りだと思った時点ですっぱりやめました。
不動産投資との出会い
20代はバイト時代も含め無駄な事が多かったと思います。
若いうちにいろいろなバイトとエセ投資から得られた教訓もありましたが、これは若気の至りとして笑い話にできる範囲の授業料で済んでよかったと思います。
エセ投資は世の中ゴマンとあります
勝者と敗者に分かれる投資に
投資手法を誰かのためになるかならないか、という視点で考えてみます。
例えば、FXや株は勝者と敗者がいます。誰かがもうかれば、そのお金は誰かが失ったお金です。
その割に一生生活できるだけ稼げている人はほんとにごくわずかです。
投資手法としては精神のすり減らしながら、大きく勝ち負けがわかれる投資です。
自分の投資が胸を張って「やっています!」というのにどうも後ろめたさを私は感じてします。
自分の時間を切り売りする投資
別の視点として、自分の時間を拘束するかしないか、という視点で考えてみます。
例えば、アルバイトは時給でいくらか稼げますが、二重所得なのでやれません。
他にも過去の汚点である競馬アプリなんかも、自分の時間で馬券を買いに行き、当たり馬券を換金したり、勝ち馬の統計データを出すまでにいろいろ入力する作業もあります。
時間をかけた割には数千円以下になる事もあれば、マイナスになる事もあります。
この投資も、胸張って「やっています!」とはとても言えない投資でした。
胸を張れる投資をしたい
不動産投資について書かれた本は沢山あります。
超有名な本で「金持ち父さん貧乏父さん」というのがありますが私も予備校生の時に読んでました。
学生時代からこの名著について読んでいたにもかかわらず、「どこか遠い世界」という捉え方をしていましたし、社会人になってからもやろうとは思えませんでした。
何に投資すれば良いかわからなくなってた
株もできずFXも大火傷して、競馬アプリを一生やれるかっていう何をしていいかわからなくなっていました。
行動に起こせない焦燥感
何かしたい、でも何をしようと思ってとにかく焦っていました。
なんで焦っていたかというと、「このままいったら将来どうなるんだろう」という漠然とした不安が自分の心の大半を占める環境の変化があったからです。
そこで、だいぶ前に遠い世界の話のまま終わらせたくなかった不動産投資について、業者行脚生活が始まりました。
業者行脚から得られた教訓
何も行動に起こしていなかったわけではなく、業者の方のお話をする中で自分の世の中での位置づけ的なものをイメージできるようになりました。
(詳しくは「まずは自分を知る」を読んでいただければと思います)
その中で、早く自分もやりたいと思ったのは、自分の将来の延長線をイメージアップできた事が大きな収穫だったと思います。
- 自分は何歳までサラリーマン生活をして、経済的自由を得た後は何を人生のライフワークにしたいのか
- その為には何年後までにいくら必要なのか
- 自分は5年後、いくら稼いでいたいのか
- 自分は10年後、いくら稼いでいたいのか
そこがイメージできるようになったおかげで、初めて自分の人生が地に足が付いたような感じがしました。
結局、行動してみないとわからない
やったこともないのに、学者のように語る人がいますが、特に不動産投資に関してはやった人にしかわからない感覚があります。
- 動くお金が大きい
- 初めての契約書と重要事項説明
- 実印と権利書
契約途中で、今ならまだ「やっぱやめる」が通じるかな〜とか思った事もありました。
行動と知識の差が大きいです。
やりたいと思っている人は心して勉強だけではなく、ぜひ自分の足で行動を起こしてみてください。
行動を起こす事が重要です。
そんなわけで、私の場合不動産投資に求めていたものがあると思いました。
- 投資が同時に人のためになるということ
- 自分の時間の切り売りではない投資である
- 長期的に不労所得を得られる
- 定年後のライフワークになる
投資の「選択」と「集中」
これらを満たす不動産投資を自分の投資活動のメインに据えて集中して勉強し、物件を買おうと決めました。