増収が見込める新たな最適化案?
GoogleAdsenseにて広告収入を確認しようとアクセスしていたところ、次のようなお知らせが書いてありました。
どうやらWordPressのプラグインのようですが、私の運営しているサイトでは導入していないものなので、気になって調べてみます(´Д`υ)
Building the future web, together.
The AMP Project is an open-source initiative aiming to make the web better for all. The project enables the creation of websites and ads that are consistently fast, beautiful and high-performing across devices and distribution platforms.
(AMP公式サイトより)
ふむ、どうやらモバイルからのアクセスを最適化してくれそうな感じのことが書いてあります。
物は試しと、導入することを決めました¥^-^¥
AMPとは何か?
箇条書きにてまとめます。
- Accelerated Mobile Pagesの略
- Googleが2015年10月に公表した、サイト最適化を推進しているプロジェクトの一つ
- 2016年2月にはリリース予定だったが、管理人が気づいたのは2017年6月笑
どうやらGoogleはモバイルからのサイトアクセスが全体的に遅いので、もっと早くなればいいなと思っているようです。
「ページの読み込みに 3 秒以上かかると、40% のユーザーがそれ以上の閲覧をやめてしまうことがわかっています」
とは、私達のようなサイトの運営で収益をあげる者にとっては常に考えなければならない問題です。
サーバーを早いところに乗り換えたり、画像の最適化を行ったりと、皆さんもやっていることだと思いますが、今後はAMPの導入をマストでやるべきことのうちの一つになりそうですね。
モバイルからのアクセスに対し表示を早めることでユーザの満足度を上げつつ、離脱率を下げることでサイトオーナーの機会損失を少なくすることが可能だそうです。
ウェブコンテンツの”イマ”のあり方
Googleがこのプロジェクトを立ち上げた背景には、上にも書きましたが、スマホやタブレットでサイトを閲覧するユーザーにとって今のコンテンツは遅いと感じているからのようです。
AMP導入のメリット・デメリット
メリット
- AMPを導入しているかどうかが今後の検索結果表示に影響する可能性がある
- 閲覧するユーザにとって表示スピードが速くなる(離脱されにくい)
- (上記理由により)広告収入を得る機会が増える可能性がある
デメリット
- 導入したてのプロジェクトゆえ、人柱覚悟
この記事を書いている現在(2017年6月)の段階でWordpress版AMPのバージョンは0.4.2です。
つまり、AMPはまだ未完成を意味します。
ヘタなツール一つ組み込んだおかげでサイトがうまく機能しないことがザラにあるWordpressにとって、これはリスクでしょう。
くれぐれも慎重な判断を。
AMPのメリットだけを見ると、導入しない理由はないと思えるほど、良い事ずくめの機能が満載です。
しかし、新しいツールを導入するときは必ずバックアップを取ってから導入しましょう。
AMPを導入している(する)企業など
現在、AMP には New York Times や BBC をはじめとするパートナーが世界的に参加を表明しており、日本でも、朝日新聞、産経新聞、日刊スポーツ、毎日新聞、株式会社イード、マイナビニュース、BLOGOS をはじめとする多くのメディアやコンテンツ提供者が AMP への対応を準備しています。また、Ameba や LINE を含むサービスが、サービス内のコンテンツ ページを AMP に対応させる他、外部ウェブページへのリンク時に AMP 版が存在する場合は、AMP 版にリンクするなどの対応を予定しています。
ウェブマスター向け公式ブログより抜粋
多くの企業で導入が進んでいますね。
AMP導入方法(WordPress編)
ダッシュボード→プラグイン→新規追加
の順にクリックします。
プラグインの検索でAMPと入力し、検索
今すぐインストールをクリック
有効化をクリック
導入するだけでOK
特に設定をいじる必要はなく、有効化するだけでAMP対応になります。
AMP化したか確認する方法
サイトURL末尾に/amp#development=1と追記してGooglechromeアクセスする。
F12を押してデベロッパーツールを起動
下みたいなメッセージが表示されていれば対応完了していると判断できる
まとめ
果たして、AMPを導入するのがどれほどの効果を生むかはやってみないことにはわかりませんが、やるだけの価値はあるでしょう。
なにせ多くの有名企業が参加しているプロジェクトです。
ビックウェーブなのは間違いないですが、導入効果がわかるように、アナリティクスのIDはAMP用に分けて効果を確認できるようにしておいた方が良いかもしれませんね。