モノより思い出とは言うものの…
体験がモノよりも持てはやされているという風潮
最近よく耳にしませんか?
「最近の人はモノを買うことよりも体験する事に価値を見出している」的なこと。
流行は誰か扇動(煽る)人がいますし、それに流されてやがては本当にトレンドになることもあります。
別にいいんですけど、てか、本当にそうなの?って思っちゃいますけどね。
さとふるのランキングから体験型は人気あるかチェック
今の時期は確定申告直前ということで、CMでよく見かける”さとふる納税”のランキングをチェックしてみます。
とりあえずトップ3
体験型ないじゃん
さとふる納税だけを見て、「ほ~ら!流行ってないじゃん!」なんて言うつもりはありません(トップ3だけだし)
でも、1コくらいはランクインしてるんじゃないかなって思ってました。
このあと20位までチェックしましたが、体験型はありませんでした。
もともと体験型は存在していた
蕎麦打ちや藤籠作り、料理教室など、体験から”学べる”ことはもう何年も前からサービスとして存在していました。
それが最近になって「体験型」といった何か特別なもの(=非日常)が日常の買い物を凌駕して価値のあるものだというイメージ戦略が始まったような気がします。
なぜなのか
ここからは私の個人的見解
ユーチューバーなどの、体験代行者の登場
いまや小学生の「なりたい職業ランキング」にユーチューバーがランクインするなど、最近のトレンド代表格といっても過言ではないユーチューバー
彼らは普通の人ならくだらなさ過ぎてやらないようなことをあえて実践してみせることから、「小学生を笑わせて食べるめしはうまいか?」というツッコミフレーズが生まれました。
それの亜種というか、流行を真似したい、という気持ちから、ユーチューバーが体験していることをやりたいという人が増えたことで体験型のサービスのニーズを掘り起こそうと企業が囲い込みし始めているのではないかと考えています。
やったことないより、やったほうがいい
なにはともあれ、やったことが無い人が偉そうに言うことほど中身カラッポに聞こえることったらありません。
何でも経験することはいいことですし、人生に深みが増すってものです。
頭でっかちな評論家と揶揄されるよりも、経験をネタに面白い話をできる人になりたいものですね!^^