新旧ジャングルモックの上から撮った写真

10年以上ジャングルモックを履いてきて、今まで3足履き潰しました。

晴れの日も雨の日も同じ1足を履いており、雨が降ったからといって雨用の革タイプを買うことなく、撥水スプレーを全体にかけて外出するような、1足をヘビーに使うタイプなのが私

個人的にジャングルモック以外のスニーカーはニューバランスしか履かないのですが、ジャングルモックって踵部分がすり減ってダメになって買い替えることがないタフなシューズです。

最初にだめになるのが、底面部のすり減りで雨の日に滑って危ないから買い替えるのが私の買い替えのタイミングです。

晴れの日だけ履くのならもっと長く履けます。

で、今回の4足目の買い替えはジャングルモック2.0にしました。

せっかくだからジャングルモック2.0のレビュー記事を書いてみようと思います。

このレビュー記事が参考になる人とならない人

私は典型的な日本人の足型(足の甲が高く、水かきのように横幅がある)ので、同じような足型の人には参考になります。

しかし、ナイキやプーマなどの細身スタイルかつ足の甲が平べったいタイプの足型の人にとっては、あまり参考にならないと思います。

口コミでよく見る「2.0はスリムだから1サイズアップ推奨」は本当か?

まず、従来のジャングルモックと2.0を横から比べた写真を見てください。

新旧ジャングルモックの上から撮った写真
新旧ジャングルモックの上から撮った写真 サイズは共にUS9(27.0cm)

左が新しい2.0

右が今まで履いていたジャングルモック

新型は細くスタイリッシュな見た目になりました。

続いて、両者の底面の写真

新旧ジャングルモックの底面部の比較写真
新旧ジャングルモックの底面部の比較写真

アウトソール(底面部)のデザインもかなりガラッと変わりましたよね。

左の旧型のほうは、このくらいまですり減ってしまうと雨の日のエスカレーターとか、濡れた駅構内なんかは滑るのを予期しながら慎重に歩かなくてはならないレベルです。

果たして新型の雨の日はどうなのか。。(後述します)

さて、私はジャングルモック2.0のサイズをUS9(27.0cm)を購入しました。

旧型と同じサイズのものを購入したということです。

「新型は細身なので、1サイズ上げたものを買うべき」的な口コミが多いので、不安だったのでお店に行って試着してみたところ、写真の通り細身のため横幅の圧迫感はありましたが、それは旧型に買い替えたって最初のうちは圧迫感があるので、問題ないと判断して同サイズを購入することにしました。

かかとに指いれた感じは新旧ともに同じ程度の遊び

新しい靴を選ぶ際の自分に合ったサイズ選びの方法にかかとに指1本分入る程度の遊びがあるかでチェックしている人も多いと思います。

ジャングルモックは新旧どちらも同じサイズでかかとの遊びは同じだったので、新旧ジャングルモックを長さで選ぶのであれば、そのまま今履いているのと同じサイズを選びましょう。

結論 1サイズアップは典型的な日本人の足型の人はしてくてもよい

つい口コミに同調して27.5cmのものをポチらなくて良かったと思います。

履いていくうちに新型もやはり馴染んできて、横幅の圧迫感も気にならなくなりました。

私はジョギングなど走る時はアシックスのワイドなトレーニングシューズ(ターサーかGT1000)を履く人なのですが、それでもジャングルモックの横幅が新型であっても馴染んだわけなので、日本人らしい足型の方であれば1サイズアップはしなくてもよいのではと思います。

ジャングルモック2.0の旧型との違い

今回新しいものを買って、なじんできたサイズ感はここまで述べた通りです。

ここからはサイズ意外の面から感じた違いをいくつか紹介していきます。

雨の日の滑りがあまり気にならなくなった

新型に履き替えたのがちょうど梅雨の時期だったので、いつもの通り撥水スプレーを全体に浸透させて乾燥させた新型で電車に乗った時の一場面をシェアします。

いつも使う駅は改札を出てから若干の勾配があるため、雨の日のジャングルモックは滑りやすかったのですが、新型はおそるおそる歩く心配がないくらいにグリップが効いています。

これはアウトソール素材にビブラムを採用したからというのと、従来型よりも水捌けのよい構造だからなのだと思います。

滑らないジャングルモックになったおかげで、買い替えを考えるのがだいぶ先になりそうです。

かかとが高くなったことで履き方がスリッポンのように手を使わなくなった

新旧を後ろから取った次の写真をみてください。

新旧ジャングルモックを後ろから撮った写真
新旧ジャングルモックを後ろから撮った写真

左の新型ジャングルモックはかかと部分にでかでかと「MERRELL」と描かれています。

下には小さく「AIRCUSHON」の文字も。。

このあたりのデザインの仕様変更は機能性にこだわるジャングルモックユーザーにはあまり気にする人は少ないのかなと思いますが、どう思いますか?

それよりも私は履くときにいままで指を入れて履いていたのが、かかとを折る心配もなくスッと履けるようになったのが気に入っています。

まとめ ジャングルモック2.0へ買い替えはアリ

今回の新しいジャングルモックへ買い換えてみて「しっかり進化しているなぁ」と感じました。

私がもともとビブラム素材を知ったのは、通勤で使う革靴の底面部を修理する際に初めてその名を知りました。

今回はプライベートで履くジャングルモックにビブラムが採用されたと知ってうれしく思いました。

今回この記事を書く動機となったのは、Amazonや楽天などの口コミ評価が割れていたから。

(「改善された」派 vs 「改悪された」派)

私のように買い替えを考えている人にとって、このまま同じものを買い替えるのか、2.0にするかの参考になれば幸いです。