上板橋にあるカモン(花門)の魅力は量だけにあらず

池袋から東武東上線に乗り埼玉方面に走ると、とある住宅街が並ぶ上板橋駅がある。

ここは東上線の各駅停車しか停車しない上、途中で急行に抜かされることもしばしばで、運が悪いと2回抜けれることもある。

そんな上板橋駅を北口から出て5分もしないところにある小さな居酒屋”カモン”(come onをもじっている)がある。

なんでもイラン人のマスターがその昔貧しい夫婦を見て心動かされた思い出から”安くていっぱい食べられるお店”を目指したという。

そんなカモン(漢字では花門と書く)に行ってみました。

 

お店前から異様な雰囲気漂う…

上板橋駅を北口から出て5分くらいで到着

 

お店の前には看板が多い。既に収録を終え放送待ちの番組もあるようだ。

 

店前の看板から店内のメニューまで全てが手書き

噂通りのボリューム(まずはサラダ)

ポテトサラダ400円

 

「お料理全品400円、飲み物は300円~」と店前の看板には書いていた。

 

「デジタルサイネージ?ナニソレオイシーノ?」

 

とでも言うかのような(実際言ってないけど)手書きで満ちた看板&メニューからは余計な経費を掛けず、安く商品を提供したいというマスターの努力が随所に垣間見える。

 

チャーハン400円。サラダで既に満腹感ただよう筆者にとってはこれはお手上げ

 

何しろボリュームが半端ないこのお店は料理代から利益を取ろうと思っていないようで、なんとかドリンクをオーダーしてお店に貢献したいという思いが出ていた。

 

もしかしたらお店に来るお客さんの大半はそういった”応援したい気持ち”を持っているかもしれないと思うほど、店内は暖かい空気が漂っていた。

 

早々にお会計⇒一人2000円?

ドリンクをロクに頼むこともせず

 

料理も数品で満腹からの限界に達し

 

お会計はお一人様だいたい2000円でおつりが来る程度だった。

 

あまりの安さに申し訳なく思うくらいの安さである。

 

しかも、料理は余ったらタッパに詰めて持ち帰り可能である。

 

是非一度マスターの心温まる手料理を堪能して欲しい。

 

ま、この日はマスターが会合でお休みだったけどね!笑